HOME国際大会 2023年スケジュール2023男子バレーボール国際親善試合 日本対中国(富山大会)

2023男子バレーボール国際親善試合 日本対中国(富山大会)

  • 概要
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  • 取材申請
  • グッズ販売
  • 日本代表メンバー
  • 試合結果

概要

大会名称

2023男子バレーボール国際親善試合 日本対中国(富山大会)

開催期間

5月19日(金)、20日(土)

主催

公益財団法人日本バレーボール協会

協力

富山県バレーボール協会、砺波市バレーボール協会

会場

富山県西部体育センター(富山県砺波市柳瀬241)

【アクセス】

JR城端線砺波駅より加越能バス(砺波総合運動公園線)で約17分

詳細はこちら(外部リンク)

※当日はシャトルバスを運行予定です。下記より詳細をご確認ください(4月4日追記)

 5月19日運行(PDF)
 
 5月20日運行(PDF)

日程

試合日 対戦カード 開場時刻 試合開始時刻
5月19日(金) 日本 × 中国 16:00 18:00
5月20日(土) 日本 × 中国 11:00 13:00

大会に関するお問い合わせ先

volleyballtickets@jva.or.jp

チケット購入方法

■バレともタウン<プレミアム>先行抽選

【申込期間】3月1日(水)12:00~3月5日(日)23:59

【結果確認】3月9日(木)13:00~3月10日(金)18:00

【入金期間】3月9日(木)13:00~3月11日(土)21:00

 

■バレともタウン<ベーシック・キッズ>先行抽選

【申込期間】3月9日(木)12:00~3月13日(月)23:59

【結果確認】3月17日(金)13:00~3月18日(土)18:00

【入金期間】3月17日(金)13:00~3月19日(日)21:00

 

■イープラス・プレオーダー(抽選)

【申込期間】3月16日(木)12:00~3月21日(火)23:59

【結果確認】3月25日(土)13:00~3月26日(日)18:00

【入金期間】3月25日(土)13:00~3月27日(月)21:00

 

■一般販売(先着順)

【販売開始】 4月3日(月)12:00~

【販売終了】 各試合日開場時間まで

 

販売方法

イープラス:https://eplus.jp/volleyball_nippon/

・ファミリーマート店頭販売(ファミリーマート店頭内「マルチコピー機」)

※毎月第1・第3木曜日AM1:25~ AM8:00はメンテナンスのため購入できません
※ファミリーマート店頭販売は一般発売から販売開始

席種・料金 (税込)

券種 前売り券価格

龍神スペシャルシート *1

30,000円
スーパーシート *2 15,000円
アリーナ指定(サイド) 10,000円
アリーナ指定(エンド) 10,000円
スタンド指定A 8,000円
スタンド指定B 6,000円
スタンド指定C 3,000円
車椅子席 3,000円

*1…龍神スペシャルシート特典:大会オリジナルグッズ(Tシャツ含む)、日本代表チームとコート上で写真撮影

*2…スーパーシート特典:大会オリジナルグッズ

座席図

チケット販売に関するご案内

・全席指定席です。

・本大会は会場収容人数100%(競技運営に必要な席を除く)で開催いたします。

・最大購入枚数は各日1購入につき4枚までです。

・再入場可能です。

・各試合日の4日前より、購入時の支払い方法がクレジットカード払いのみとなります。

・当日券は前売り券と同価格です。前売り券が完売した場合、当日券の販売はございません。

・バレともタウン先行抽選とプレーオーダー先行でご購入の場合は、試合の1週間前より発券およびQR表示が可能となります。

・未就学児は膝上無料です。ただし席が必要な場合はチケットをお求めください。

・車椅子席のお付添(1人まで)は同券種をご購入ください。お付添の方は、車椅子を利用される方とご一緒に来場ください。
 事前連絡の必要はございません。車いす席は一般発売からの販売となります。

・お席によってはコートが見えづらい可能性がございますので、予めご了承ください。

・第2セット終了後にコートチェンジがございます。

・今後の政府や各自治体の発表、要請などにより、大会の実施・運営方法・座席が変更になる場合もございます。その際はJVAウェブサイトにてご案内いたします。

観戦マナーについて

・マスクの着用はお客様個人のご判断に委ねます。
・声出し応援をする際は、マスク着用を推奨いたします。
・その他、会場内の案内・誘導に従ってください。

大会に関するお問い合わせ先

公益財団法人日本バレーボール協会 volleyballtickets@jva.or.jp

チケットに関するお問い合わせ先

イープラス support.eplus.jp

配信期間

【1日目】5月19日(金)18:00試合開始

リアルタイム:5月19日(金)17:30から最大180分予定

アーカイブ:生配信終了後(未定)~5月25日(木)23:59

 

【2日目】5月20日(土)13:00試合開始

リアルタイム:5月20日(土)12:30から最大180分予定

アーカイブ:生配信終了後(未定)~5月26日(金)23:59

 

※生配信を途中から視聴した場合、生配信が終了するまで巻き戻し再生はできません
※生配信終了後に再配信処理を行うため、アーカイブをご覧いただけない時間がございます

チケット販売

イープラス

FOD

チケット料金

券種 料金(税込)
1日視聴券 1,500円
2日通し券 2,000円

※視聴券の販売枚数に上限はございません

チケット販売期間

5月2日(火)18:00~試合開始後60分まで

※2日通し券は5月19日(金)18:00まで販売

出演者

解説:中垣内祐一(元男子日本代表監督) 
実況:阿部叶

※出演者は変更になる可能性があります。

注意事項(チケットご購入前にご一読ください)

Streaming+

推奨環境:スマートフォン、タブレット:iOS 11.0以降(Safari最新バージョン)/Android OS 5.0以降(Google Chrome最新バージョン)/パソコン:Windows 10以上/ MacOS 10.9以上(最新バージョンのGoogle Chrome、Safari、MS Edge、Firefox)のいずれかを視聴の際に必ずご用意ください。また、端末やソフトウェアの故障や損傷がないことも確認してください。推奨環境以外は一切のサポートをいたしかねます。

視聴方法:ご入金確認後メールで視聴URLをお知らせします(またはイープラス申込状況照会より「QRチケット表示」を押す)ので、購入時のイープラスID/PWでログインをしてください。

通信環境:動画視聴には高速で安定したインターネット回線が必要です。圏外や電波が弱い場所ではないか、パケット残容量はあるかを必ず事前に確認してください。共有Wi-Fiを使っている場合は、使用していない端末のWi-FiをOFFにする、ルータとの間に障害となる物を置かないなど工夫してください。また、人混みやコンクリートで囲まれた場所は避けてください。お客様の通信状況により視聴できない場合でも、一切の責任を負いません。

複数端末での同時視聴はできません。途中で端末を切り替えての視聴は可能です。

安全対策:ログインID/PWは、お客様の責任において厳重に管理し、他人には絶対に教えないでください。お客様の個人情報を他人に知られるだけでなく、クレジットカードの不正利用、悪質サイトへの誘導、ウイルス感染等の被害に繋がる恐れがあります。

■Streaming+ご利用ガイド
https://eplus.jp/streamingplus-userguide/

FOD

■OS

Microsoft Windows 8.1以降
macOS X 10.11以降

■ブラウザ

Google Chrome(最新版)
Safari(最新版)
※Safariではブラウザのバージョンが最新版でないと視聴できない場合がございます
Microsft Edge
Mozilla Firefox(最新版)
Internet Explorer 11.0以降
※Windows 7では一部コンテンツが視聴できません
※JavaScript 「オン」に設定済
※Cookie 「受け付ける」に設定済
※CPU クロック速度 Intel PentiumD 2.8GHz相当以上、もしくは Intel Core2 Duo 1.6GHz相当以上を推奨
※メモリー 1GB以上
※インターネット接続環境10Mbps相当以上

iOS、Androidスマートフォン/ タブレットの推奨動作環境は以下の通りです。
一部の端末に関しましては、サービスのご利用ができない可能性がございます。

■iOS     iOS 12以降
iOSのアップデート方法に関してはこちらをご参照ください(外部サイトが開きます)。
サポート終了に関する詳細につきましては、こちらをご確認ください。

■Android        Android 5.0 以降
Androidは端末のメーカーに関わらず、ご利用のデバイスのOSバージョンが推奨よりも新しい場合は基本的にご利用いただけますが、海外モデルや特殊な仕様の端末など一部の機種では快適にご利用いただけない場合がございます。

取材規定

報道関係の皆様に支障なくご取材いただくために、下記の規約をもとに取材・報道体制を整えています。ご一読の上、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

なお、取材の目的は、スポーツ報道を対象としております。会場内での取材活動において、関係者からの連絡事項ならびに下記の要項に著しく逸脱した場合は、取材をお断りする場合もございますのでご了承ください。

取材申請をお申し込みいただく前に、下記の「2023男子バレーボール国際親善試合 日本対中国(富山大会) 取材規定」をご一読いただき、ご理解いただいた上でお申し込みください。

新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、取材形式の変更をお願いする場合もございますので、ご理解ください。

2023男子バレーボール国際親善試合 日本対中国(富山大会)取材規定 ※必ずご一読ください

2023男子バレーボール国際親善試合 日本対中国(富山大会)取材規定(PDF)

新型コロナウイルス対策について

新型コロナウイルス感染防止策へのご理解、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

*選手取材時はマスク着用をお願いしております
*大会会場内での感染防止策にご協力いただきますようお願いいたします

取材申請方法

必ず取材規定をお読みいただいた上で、プレスリリースに記載の申請フォームよりご申請ください。

申請締切

5月12日(金)17:00締切 / 5月16日(火)中に回答

 

練習の公開について

日本代表の富山合宿中の練習は取材可能です。ご希望の方はこちらのページより取材申請書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、以下にお送りください。

送付先:press@jva.or.jp

お問い合わせ先

公益財団法人日本バレーボール協会 広報部 press@jva.or.jp

※本取材規定は、ペン記者、フォトグラファー、非放映権保持社を対象としております。ホストブロードキャスター、ライツホルダー、JVAオフィシャルフォトグラファー、その他主催者が認めた者には該当しません

グッズ販売について


※5月13日(土)更新

販売時間

5月19日(金): 開場(16:00)~試合終了後まで
5月20日(土): 開場(11:00)~試合開始直後まで

販売場所

会場の入場口の手前(※チケットが無くてもご購入いただけます)

お支払い方法

 現金
 クレジットカード
 交通系電子マネー(ICOCA、Suica、PASMOなど)
 PayPay

販売グッズ

在庫は2日間に分けて販売いたします

販売グッズ一覧 (PDF/3.3MB/5月13日掲載)

※大変恐れ入りますが、在庫が少ない商品もございます。ご了承ください

その他

・飲食販売・キッチンカーの出展もございます。
 お支払い方法は上記とはそれぞれ異なりますので、現地でご確認ください

日本代表メンバー

PLAYER

  • 西田 有志
    1
    オポジット
    西田 有志
    NISHIDA, Yuji
    • ジェイテクトSTINGS
    • 2000/01/30
    • 186cm/87kg
  • 小野寺 太志
    2
    ミドルブロッカー
    小野寺 太志
    ONODERA, Taishi
    • JTサンダーズ広島
    • 1996/02/27
    • 202cm/98kg
  • 深津 旭弘
    3
    セッター
    深津 旭弘
    FUKATSU, Akihiro
    • 堺ブレイザーズ
    • 1987/07/23
    • 183cm/78kg
  • 宮浦 健人
    4
    オポジット
    宮浦 健人
    MIYAURA, Kento
    • スタル・ニサ(ポーランド)
    • 1999/02/22
    • 190cm/87kg
  • 大塚 達宣
    5
    アウトサイドヒッター
    大塚 達宣
    OTSUKA, Tatsunori
    • パナソニックパンサーズ
    • 2000/11/05
    • 195cm/87kg
  • 山内 晶大
    6(C)
    ミドルブロッカー
    山内 晶大
    YAMAUCHI, Akihiro
    • パナソニックパンサーズ
    • 1993/11/30
    • 204cm/85kg
  • 高梨 健太
    7
    アウトサイドヒッター
    高梨 健太
    TAKANASHI, Kenta
    • ウルフドッグス名古屋
    • 1997/03/25
    • 190cm/85kg
  • 関田 誠大
    8
    セッター
    関田 誠大
    SEKITA, Masahiro
    • ジェイテクトSTINGS
    • 1993/11/20
    • 175cm/71kg
  • 髙橋 健太郎
    10
    ミドルブロッカー
    髙橋 健太郎
    TAKAHASHI, Kentaro
    • 東レアローズ
    • 1995/02/08
    • 201cm/93kg
  • 富田 将馬
    11
    アウトサイドヒッター
    富田 将馬
    TOMITA, Shoma
    • 東レアローズ
    • 1997/06/20
    • 190cm/80kg
  • 小川 智大
    13
    リベロ
    小川 智大
    OGAWA, Tomohiro
    • ウルフドッグス名古屋
    • 1996/07/04
    • 175cm/65kg
  • 村山 豪
    16
    ミドルブロッカー
    村山 豪
    MURAYAMA, Go
    • ジェイテクトSTINGS
    • 1998/07/30
    • 191cm/83kg
  • 西山 大翔
    18
    オポジット
    西山 大翔
    NISHIYAMA, Hiroto
    • パナソニックパンサーズ
    • 2003/03/04
    • 193cm/80kg
  • 山本 智大
    20
    リベロ
    山本 智大
    YAMAMOTO, Tomohiro
    • 堺ブレイザーズ
    • 1994/11/05
    • 171cm/69kg
  • 甲斐 優斗
    30
    アウトサイドヒッター
    甲斐 優斗
    KAI, Masato
    • 専修大学2年
    • 2003/09/25
    • 200cm/79kg

HEAD COACH

  • フィリップ・ブラン
    監督
    フィリップ・ブラン
    BLAIN, Philippe
    1. 公益財団法人日本バレーボール協会
    2. 1960/05/20

試合結果

日本の試合結果

5月19日 日本×中国
チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本 5 25 25 25 25 15
中国 0 19 20 17 17 4

【第1セットのスタメン】

  • 甲斐 優斗
    30
    アウトサイドヒッター
    甲斐 優斗
    KAI, Masato
    • 専修大学2年
    • 2003/09/25
    • 200cm/79kg
  • 西田 有志
    1
    オポジット
    西田 有志
    NISHIDA, Yuji
    • ジェイテクトSTINGS
    • 2000/01/30
    • 186cm/87kg
  • 山内 晶大
    6
    ミドルブロッカー
    山内 晶大
    YAMAUCHI, Akihiro
    • パナソニックパンサーズ
    • 1993/11/30
    • 204cm/85kg
  • 小野寺 太志
    2
    ミドルブロッカー
    小野寺 太志
    ONODERA, Taishi
    • JTサンダーズ広島
    • 1996/02/27
    • 202cm/98kg
  • 関田 誠大
    8
    セッター
    関田 誠大
    SEKITA, Masahiro
    • ジェイテクトSTINGS
    • 1993/11/20
    • 175cm/71kg
  • 高梨 健太
    7
    アウトサイドヒッター
    高梨 健太
    TAKANASHI, Kenta
    • ウルフドッグス名古屋
    • 1997/03/25
    • 190cm/85kg
  • 山本 智大
    20
    リベロ
    山本 智大
    YAMAMOTO, Tomohiro
    • 堺ブレイザーズ
    • 1994/11/05
    • 171cm/69kg

【戦評】

【第1セット】

2年ぶりに行われた中国との親善試合。第1セットは中国のサーブからスタートした。序盤はサイドアウトの応酬に。スタメンで初出場の甲斐優斗選手のストレートへのスパイクや小野寺太志選手のクイック、西田有志選手の力強いスパイクが決まるものの16-15と中盤まで点差が広がらない展開に。甲斐選手ブロックとクロスへのスパイクで日本が流れを掴み、18-16となったところで中国がたまらずタイムアウト。しかし、その後も西田選手や甲斐選手のサービスエース、途中出場の宮浦健人選手の鋭いインナースパイクが決まり、最後は中国のサーブがアウトになり、25-19で日本が第1セットを先取した。

 

【第2セット】

続く第2セット、日本は立ち上がりから中国のレフトからの攻撃に翻弄され、4-7と先行される展開に。山内晶大選手のサービスエースで同点に追いつくと、勢いそのまま甲斐選手がスパイクや西田選手のサーブで15-12と逆転に成功。しかし、中国もクイックや日本のブロックを吹き飛ばすスパイクで4連続ポイントを奪い、15-16と流れを引き戻しにかかる。それでも日本は山内選手のサーブで崩して相手のミスを誘うなど、6連続ポイントを奪うことに成功し、22-17と畳みかると、25-20として2セット目を連取した。

 

【第3セット】

第3セットは山内選手のクイックやサービスエースで幸先のいいスタートをきった日本。しかし、中国も高さを活かしたクイックやブロックで食らいついていき、中盤は9-9と同点に。ここで山内選手のブロックや関田誠大選手のツーアタックで日本がリズムを掴み18-14とリードを広げる。さらに宮浦選手や深津旭弘選手が交代で入ると、日本はさらに勢いを加速させて4連続ポイントを獲得。最後は宮浦選手の強烈なスパイクで第3セットを25-17で日本が制した。

 

【第4セット】

メンバーを大きく変えて挑んだ第4セット。立ち上がり、中国に連続失点を喫し0-4と大きく点差を広げられるも、宮浦選手の強烈なスパイクや、小川智大選手の巧みなトス、髙橋健太郎選手のブロックで徐々に点差を縮める。村山豪選手のクイックで9-9の同点に追いつくと、たまらず中国はタイムアウトで流れを切る。しかし、日本は流れを離さず、富田将馬選手のフェイントや宮浦選手のラインギリギリのサーブでリードを広げる。17-13の場面で日本は初選出の西山大翔選手を投入し、中国を突き放しにかかる。勢いそのまま、最後は西山選手が相手のリベロを吹き飛ばす強烈なサーブを決め、25-17で日本が第4セットも獲得する。

 

【第5セット】

最終第5セットは深津選手の2連続サービスエースから始まる。その後も村山選手のブロックや小川選手のナイスレシーブ、富田選手と宮浦選手のスパイクなどが次々と決まる。勢いに乗った日本は10-3と大幅にリードを得る。最後は大塚達宣選手のサーブから、髙橋選手のブロックで15-4。2023年度の初陣は5-0で日本が快勝した。

【コメント】

フィリップ・ブラン監督
「まずは試合をやれたことが良かった。練習を重ねるのはいいことだが、練習の結果をみるのは試合の中でのパフォーマンス。5-0で勝ったがまだまだ細かいところで修正する必要がある。今後より強いチームになるためにはその部分を突き詰める必要がある。選手たちの精神状態は良かった。コートに立った時に全員が自分たちの持ち味を発揮しようという意気込みがあった。甲斐選手はサイズとして非常にいいものを持っている。今日本のチームに必要なタレントである。Aチームで練習を始めてから、成長のペースがとても早い。今後Aチームと帯同して試合を観て、プレイして学ぶべきか、Bチームでより長いプレイ時間を確保した方が彼のためになるのかはこれから考えたい

西田有志選手
今のチームのレベルを確認するためにも、全員がいい練習ができたといえるようなパフォーマンスを明日も出していきたい。サーブの練習を多くしてきていない中で、サーブでいい展開を作れたというのはプラスだと考えている。宮浦選手は海外でレベルを上げてきており、西山選手も出場機会が少ない中で自分の仕事をして結果につながっている。オポジットでのポジション争いも楽しく、自分も強くなっていると感じているので、相乗効果が出ていると思う。コロナでなかなか声を出しにくい環境が続いた中で、久々に皆さんの歓声を聞けて嬉しかったですし、富山まで足を運んで観に来てくれた方に感謝しています。皆さんがバレーボールを観て楽しいと思ってもらえるように、全員で一つとなって世界と戦っていきたい

甲斐優斗選手
まずは勝ちきれたことが良かった。自分のやるべきことをやろうと決めていたので、今日はレセプションもサーブも良かった。1セット目から出場すると思っていなかったので最初は緊張したが、監督からは楽しんでやれと言われていたので気持ちよくプレイできた。スパイクが決まる本数も多く、今後の課題はシャットされる本数が多いことなので、明日は減らしていきたい

 

5月20日 日本×中国
チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本 3 25 23 25 25
中国 1 21 25 23 15

【第1セットのスタメン】

  • 小野寺 太志
    2
    ミドルブロッカー
    小野寺 太志
    ONODERA, Taishi
    • JTサンダーズ広島
    • 1996/02/27
    • 202cm/98kg
  • 甲斐 優斗
    30
    アウトサイドヒッター
    甲斐 優斗
    KAI, Masato
    • 専修大学2年
    • 2003/09/25
    • 200cm/79kg
  • 西田 有志
    1
    オポジット
    西田 有志
    NISHIDA, Yuji
    • ジェイテクトSTINGS
    • 2000/01/30
    • 186cm/87kg
  • 関田 誠大
    8
    セッター
    関田 誠大
    SEKITA, Masahiro
    • ジェイテクトSTINGS
    • 1993/11/20
    • 175cm/71kg
  • 高梨 健太
    7
    アウトサイドヒッター
    高梨 健太
    TAKANASHI, Kenta
    • ウルフドッグス名古屋
    • 1997/03/25
    • 190cm/85kg
  • 髙橋 健太郎
    10
    ミドルブロッカー
    髙橋 健太郎
    TAKAHASHI, Kentaro
    • 東レアローズ
    • 1995/02/08
    • 201cm/93kg
  • 小川 智大
    13
    リベロ
    小川 智大
    OGAWA, Tomohiro
    • ウルフドッグス名古屋
    • 1996/07/04
    • 175cm/65kg

【戦評】

【第1セット】

昨日のいい流れを継続したい日本、まずは中国のミスで先制点を得る。続いて西田有志選手のブロックで連続ポイントを取るなど幸先のいいスタートをきる。西田選手のサーブで4-1と点差を広げていくが、対する中国も2番江川選手を中心に攻撃のリズムを作っている。中国が序盤で7-8とリードするなど、昨日の試合から改善されているのが伺える。10点以降は互いに譲らないサイドアウトの取り合いが続き、一進一退の攻防に。今日の中国はサーブレシーブが安定し、クイック攻撃を中心にトスを分散してくる。しかし、日本はチームプレーでポイントを重ね20-17。さらに小野寺太志選手のブロックポイントで21-17と引き離す。中国の強いサーブに苦しめられる場面もあったが、最後はハイセットから西田選手のスパイクで25点目を取り、第1セット先取する。

 

【第2セット】

昨日と比べサーブレシーブが安定している中国はサイドアウトを確実に取ってくる。西田選手がサーブポイントやブレイクチャンスを確実に奪い11-9とリードしたところで、中国がタイムアウトを要求。タイムアウト後、中国がサーブでブレイクポイント取り、12-14とリードを奪う。その後はラリーが続く場面で高梨健太選手、髙橋健太郎選手の連続ブロックで反撃し17-18の1ポイント差まで詰め寄る。しかし、またも2番江選手のサーブでレシーブが乱れ、中国がブロックポイント。日本も西山大翔選手のサーブでブレイクポイントを取り返し22-23とあと一歩まで追い込むが、23-25で中国がセットを取り返す。

 

【第3セット】

心機一転、スタートを大事にしたい日本。ブレイクチャンスの場面で中国のブロックにかかってしまい流れを引き寄せることできない。しかし、中国のミスをきっかけに、高梨選手のサーブで連続ブレイクに成功し、一気に流れを引き寄せる。その後も日本の勢いは続き17-10と点差を広げていく。途中出場のセッター深津旭弘選手のトスワークも冴え、21-13。同じく途中出場の西山選手のスパイクで23-16とリードを広げる。しかし、中国も強いサーブで攻め込み、3連続ポイントの粘りをみせる。その後も反撃の勢いが止まらない中国に24-23と一点差まで詰め寄られるが、最後は小野寺選手のスパイクでセットポイントを取り、25-23で逃げ切った。

 

【第4セット】

メンバーを大きく入れ替えて臨んだ第4セット。交代した選手のパフォーマンスも非常によく、序盤からリードを保つ。途中、中国の攻撃に対して日本のブロックが割れてしまう場面もあったが、中国のサーブミスが目立ち、日本は山内晶大選手のブロック、髙橋選手のサーブで11-16と大きく引き離したところで、中国がタイムアウトを取る。その後も日本のトータルディフェンスが機能し、ブレイクポイントで20点に乗せ、安定した試合展開を作る。最後は若手成長株の西山選手のサーブがノータッチエースとなり25-15で終了。セットカウント3-1で勝利し、ネーションズリーグ開幕に向けていい結果となった。

 

【コメント】

フィリップ・ブラン監督
今日は中国チームが昨日に比べて強い気持ちと姿勢で挑んできたので、昨日とは大きく違った試合となった。全てのプレイが完璧とは言えないが、コートに立った時に全ての選手が自分にできる最大限のプレイをしようとしたことが評価できる。昨日長い時間プレイした選手は同じようなクオリティのプレイをするのには難しさがあったと思うが、今日の試合で難しい局面に陥った時にそれぞれが解決策を見出していた

宮浦健人選手
今日の試合は出場機会が1セット目だけだったが、ベンチで見ていて若い選手やベテラン選手もみんないいパフォーマンスができていた。その中でも課題があるので自分個人、チーム含めてブロックフォローなど改善していければと思っている。ポーランドではなかなかスタートから出る機会が多くなかったが、自分の武器としてサーブを磨いていた。サーブの強さに加えて精度が高まったと感じている。また、スパイクやブロックなど全体的に高さがついてくるようになり、世界に対しても渡り合えるようになったと思う

小川智大選手
今日は久しぶりにスタートからの出場でこういう機会をもらえてよかった。個人的なパフォーマンスはすごくよかったわけでも、悪かったわけでもないが、少ないチャンスの中でいいパフォーマンスを発揮する必要があると感じた。いいプレイは自信につなげて、悪かったところは課題として持って、ネーションズリーグまでに自分の殻を破って成長していきたい。イージーボールをもっと上げられればチームの雰囲気もよくなるので改善していきたい。チームとしてはパリオリンピック出場権獲得が目標だが、個人としては自分がスタートで出る気持ちを持って練習に取り組んでいきたい

 

バレーボール(日本代表)

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