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2016.11.24日本代表

全日本ジュニア女子チーム・全日本ユース女子チームが強化合宿を実施

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 全日本ジュニア女子チームと全日本ユース女子チームの候補選手による強化合宿が11月21日(月)から25日(金)まで、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)にて行われています。

 

 本合宿には、全日本ジュニア女子チームは約20名、全日本ユース女子チームは約25名の選手が参加しています。指導スタッフもジュニア・ユースのスタッフに全日本女子チーム・火の鳥NIPPONのスタッフ陣が加わるかたちで、約5日間という短期間の中、集中的に強化を行っています。

 

 合宿4日目の本日24日(木)、都内は朝から降雪があり厳しい寒さとなりましたが、味の素ナショナルトレーニングセンターのバレーボールコートは朝から選手たちの熱気が立ち込めていました。午前中はジュニア・ユースのカテゴリーに分かれ、それぞれに練習を実施。ジュニアチームはウォーミングアップ後にサーブレシーブなどのボール練習や体幹トレーニングなどを行い、ユースチームはウォーミングアップ後、スパイクや6対6などのボール練習とウェイトトレーニングを行いました。午後はジュニアチーム対ユースチームのゲーム形式の練習を行いました。

 

◆太田豊彦テクニカルダイレクター

「毎年度この時期にジュニア・ユースの合宿を行っているが、こと3年生については最後の春高(春の高校バレー 第69回全日本高等学校選手権大会)の予選が終わり、精神面でも技術面でも充実した状態でここに参加してくれていると思う。次のステージに進む前に自分の技術を見直すいい機会になっているのではないか。ユースの参加者は高校1年生が中心で、各校で試合に出ている選手も多い。とはいえ国際大会の経験は中学生選抜や日中韓交流などに限られるので慣れていない部分もあるだろう。2017年はアジアユース選手権と世界ユース選手権が開催されるが、日本の強みである高いディフェンス力を落とさないように頑張ってほしい」

 

◆安保澄全日本ジュニア女子チーム監督

「ジュニアチームとしてこの合宿に設定している目標は3つ。2020年の東京オリンピックに向けた強化、2024年以降のオリンピックに向けた強化育成、そして2017年に控えるジュニアチームやU-23チームが出場する大会に向けた強化である。本合宿では、選手それぞれに役割や責任を持たせながら日々を過ごしている。選手たちがそれぞれにリーダーシップをとるようにすることが狙いで、選手の意見を練習に取り入れることも行っている。来年に控える大会に向けて、1カ月に1度くらいの頻度で合宿を行っていければと考えている」

 

◆三枝大地全日本ユース女子チーム監督

「本合宿で初めて顔を合わせたという選手もおり、最初は互いに様子を伺っているようだったが、日を重ねるごとにコートの中でも建設的な会話ができるようになっていると感じる。ユースチームにとって本合宿は、2017年に控えるアジアユース選手権と世界ユース選手権の選手選考の場という位置付けとなっている。ユースで世界一になれる選手とシニア(全日本女子チームに相当)で世界一になれる選手とで、持っているものは違うと感じているので、(将来を見据えて)全日本女子チームで世界一を目指せる選手、そして『全日本チームにどうしても残りたい』という気持ちを持っている選手を選出していきたい」

 

 明日25日(金)に合宿を打ち上げる全日本ジュニア女子チームと全日本ユース女子チーム。次回は2月中旬にジュニアチーム・ユースチーム合同の強化合宿を予定しています。全日本ジュニア女子チーム、全日本ユース女子チームが出場する2017年の国際大会のスケジュールならびに開催地などに関する情報は、情報が入り次第2017年国際大会スケジュールのページに掲載します。

 

 また、本合宿に参加している選手も出場する「春の高校バレー 第69回全日本高等学校選手権大会」は2017年1月4日(水)から1月8日(日)まで、東京体育館(東京都渋谷区)にて開催されます。各選手が今シーズンの締めくくりとして挑む本大会にも、ぜひご注目ください。

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