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2016.05.17国際大会

火の鳥NIPPON、韓国に敗れる 2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会

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 リオデジャネイロオリンピックの出場権を懸けた戦い「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会」が5月17日(火)、東京体育館(東京都渋谷区)で大会3日目を迎えました。ペルー、カザフスタンに勝利し、2戦負けなしの全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは韓国と対戦し、セットカウント1-3(26-28、17-25、25-17、19-25)で敗戦。本大会の通算成績を2勝1敗としました。

 

第1セット、互いに譲らず得点を積み重ねると、日本は長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)らの得点で18-16と一歩リード。しかし終盤に韓国の猛反撃を受けるとデュースに持ち込まれ、最後はキム,ヨンギョン選手の連続得点などで26-28と第1セットを落とします。第2セット、中盤にキム,ヒジン選手の連続サービスエースなどで12-16と引き離されると、終盤にさらに連続失点を喫し、17-25で第2セットを失います。第3セット、宮下遥選手(岡山シーガルズ)のツーアタックなどでスタートダッシュに成功すると、このセットから出場の鍋谷友理枝選手(デンソーエアリービーズ)と石井優希選手(久光製薬スプリングス)が次々に得点を奪い、15-10とリードを広げます。終盤、迫田さおり選手(東レアローズ)のサーブ時にサービスエースを含む3連続得点を奪うと、25-17で第3セットを取り返します。第4セット、キム,ヨンギョン選手の攻撃に翻弄されると、長岡選手に代わりコートに立った迫田選手の鮮やかなスパイクや島村春世選手(NECレッドロケッツ)、鍋谷選手の攻撃で追いすがったものの、最後までリードを奪えず19-25で第4セットを失いました。

  

◆眞鍋政義監督

「立ち上がり、人と人の間を狙って打たれたサーブにやられてサーブレシーブを崩されたことが、今日の一番大きな敗因だった。短期決戦なので、気持ちを切り替えて明日の対戦に全集中していきたい」

 

◆迫田さおり選手

「途中からコートに入ったが、その(3)セットを絶対に取るぞという気持ちで入った。まだ大会は続いており明日は大事なタイ戦なので、しっかり反省しつつ、明日に気持を切り換えて臨みたい」

 

◆長岡望悠選手

「すべてのプレーでまだまだだと思うし、得点を取るポジションとしては、ほしいところで1点を決められる選手になりたい。目の前の一点を集中することが一番大事だと思うので、全員でそういう意識を持って明日の試合スタートから11点大切に戦っていきたい」

 

◆石井優希選手

「キム,ヨンギョン選手はそれほど調子がよくなかったと思うので、調子が上がる前にもっと点数を重ねなければいけなかった。チャンスが来た時に点数が取れなかったというのが一番の敗因だった。チャンスはあるので絶対に負けないように、意識し過ぎないようにしていきたい」

  

◆イ・ジョンチョル監督

「この日本戦はどの試合よりも大きな関心が集まる試合で、その分重要な試合だった。強いチームとの試合が3戦続いて、その中で2試合勝てたことについて嬉しく思っている。これからの試合にももちろん勝っていきたい」

  

◆キャプテン・キム,ヨンギョン選手

「ものすごく注目を浴びていた試合で、プレッシャーを感じていたが、プレッシャーに勝てていい結果を出せたことに対して嬉しく思う。今回の大会に臨むにあたり、多くの方にアドバイスをもらったが、それに応えることができた。まだたくさんの試合が残っているので、いいプレーをして勝ち抜いていきたい」

  

◆キム,ヒジン選手

「オリンピックの最終予選という舞台なので、その大きな舞台で結果を出せたことにうれしく思っているが、今日の試合が最後ではないので、これから(の試合も)準備を進めて臨みたい」

  

◆5月17日(火)の試合結果

カザフスタン×ペルー 1-3(25-19、22-25、23-25、22-25)

ドミニカ共和国×イタリア 0-3(22-25、23-25、23-25)

タイ×オランダ 0-3(14-25、16-25、20-25)

日本×韓国 1-3(26-28、17-25、25-17、19-25)

本大会は、出場8チームによる、1回戦総当り戦で行われます。

 

○2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 順位表(5月17日[火]終了時点)

1位:イタリア(3勝、勝点9)

2位:日本(2勝1敗、勝点6、セット率=2.333)

3位:韓国(2勝1敗、勝点6、セット率=1.750)

4位:オランダ(2勝1敗、勝点6、セット率=1.500、得点率=1.287))

5位:ペルー(2勝1敗、勝点6、セット率=1.500、得点率=0.943)

6位:タイ(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571)

7位:カザフスタン(3敗、勝点0、セット率=0.222)

8位:ドミニカ共和国(3敗、勝点0、セット率=0.111)

 

 火の鳥NIPPONは明日18日(水)、タイと本大会4戦目を戦います。ぜひ火の鳥NIPPONに会場やテレビの前から熱いご声援をお願いします!

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