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2015.10.06お知らせ

南三陸町で復興支援バレーボール教室を開催

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 アテネオリンピックで活躍した大山加奈さんと、昨シーズンまでビーチバレーボールで活躍した大山未希さんの姉妹が10月5日、本会と宮城県バレーボール協会の協力のもと、南三陸町立伊里前小学校にて「復興支援バレーボール教室」を実施しました。

 

 この教室は、東京急行電鉄株式会社主催の東日本大震災復興支援活動「子どもたちに笑顔を!プロジェクト」の一環に本会が協力させていただく形で実現したものです。今回は伊里前小学校の3・4年生対象、伊里前小学校と名足小学校の5・6年生対象と授業2時間の教室が実現しました。

 

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 バレーボール教室を楽しみにしていたという子どもたちからは、授業冒頭に行われたスパイクのデモンストレーションから大きな歓声があがり、実際に講師のスパイクを体験する立候補を募ると、多くの手が上がっていました。授業の後半にはアンダーパスとオーバーパスなどの、より実践に近い練習が行われ、グループごとの円陣パスでは他グループよりも多くボールをつなごうと、子供たち同士声を掛け合いながら懸命にボールを追いかける様子が見られました。教室の終わりには講師の大山姉妹から「楽しそうにバレーボールをしてくれて嬉しかった。みんながお互いに声を掛け合って、助け合いながらプレーしていた姿はもっと嬉しかった。みんながお互いに声を掛けあうこと、助け合うことを大切にしてほしい」とメッセージを送っていました。楽しくバレーボールを体験した子供たちからは「もっとバレーボールをしたい」との声もあがるなか、盛況にバレーボール教室が終了しました。バレーボール教室終了後には、両講師と子どもたちが一緒に昼食をとる時間が設けられ、積極的に話をしようとする子どもたちの声で、とても賑やかな昼食となりました。

 

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 東日本大震災から4年半が経過しました。震災を風化させないために、また少しでも復興の後押しとなるようにするために、本会は今後も継続的に復興支援活動を実施してまいります。

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