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2015.08.31国際大会

火の鳥NIPPON、韓国にストレート勝ち FIVBワールドカップ2015

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 「FIVBワールドカップFIVB女子大会」が8月31日(月)、仙台市体育館(宮城県仙台市)と桃太郎アリーナ(岡山県岡山市)で大会7日目を行いました。全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは韓国と対戦し、ストレート(25-17、26-24、25-17)で勝利。本大会の通算成績を6勝1敗としました!

 

 第1セット、立て続けに連続得点を奪い7-2と一気に韓国を引き離すと、長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)のスパイクなどで15-9とリードを保って中盤へ。その後、韓国のキム・ヨンギョン選手に連続サービスエースを決められますが、長岡選手の軟硬を織り交ぜたアタックで得点を重ねると、25-17で第1セットを先取します。第2セット、イ,ソヨン選手、キム,ヒジン選手らの得点で12-15とリードを許しますが、長いラリーから古賀紗理那選手(NECレッドロケッツ)がスパイクを決めると、大竹里歩選手(デンソーエアリービーズ)のサービスエースも飛び出し18-18の同点に。さらに山口舞選手(岡山シーガルズ)のブロックなどで22-21と逆転に成功すると、キム・ヨンギョン選手に強烈な一打を打ち込まれ一度は逆転されますが、宮下遥選手(岡山シーガルズ)の好レシーブから木村選手が決めるなど、粘りあるディフェンスが飛び出したが26-24で第2セットを取ります。第3セット、長岡選手のサービスエース2本を含む5連続得点で9-6とすると、中盤にも連続得点が決まり18-9と韓国を引き離します。その後4連続失点を喫し、21-17と韓国に迫られますが、最後は大竹選手の2連続得点などで韓国を振り切り、25-17で第3セットを取りました。

 

◆眞鍋政義監督

選手は緊張しているかと思ったがスタートダッシュができ、サーブが思ったところに行ったことで楽な展開にすることができた。(明日対戦する)セルビアはブロック、アタックともにいいチームでここ数年度々負けている。(今大会に入って)日本は練習の割にディフェンスがよくない。(今日の試合では)「つなぎ」の精度が非常に悪かったので、明日の練習で細かいところを詰めないと、簡単にはいかないと思う。

 

◆キャプテン・木村沙織選手

しっかりスとレートで勝つことができてよかった。明日のセルビア戦が本当に大事なので、全員で今持っている力をすべてコートの中で出し切れるようにやりたい。

 

◆宮下遥選手

立ち上がりから全員がいい集中力で臨めた。今日のことは1度リセットして、明日のセルビア戦に挑みたい。今日は両サイド(レフト、ライト)を中心に組み立てて、時々クイックを使えたらと思っていた。

 

◆古賀紗理那選手

今日はサーブが走り、自分たちのバレーをすることができた。明日もサーブで攻めて自分たちのリズムを作っていきたい。

 

◆イ,ジョンチョル 韓国監督

試合が始まってからリズムがなかなか掴むことができなかった。2セット目は取ることができたセットだったのに、繋ぐことができずに残念だった。課題が残った試合。今大会で不足していた部分やできなかった部分を強化して、来年のオリンピックに向けて備えていきたい。

 

◆8月31日(月)の試合結果

【Aサイト】

ドミニカ共和国×ペルー 3-1(25-18、25-19、22-25、25-17)

ロシア×セルビア 2-3(25-22、25-22、14-25、23-25、12-15)

日本×韓国 3-0(25-17、26-24、25-17)

【Bサイト】

キューバ×アルジェリア 3-0(25-17、25-16、25-14)

アルゼンチン×アメリカ 0-3(16-25、19-25、14-25)

ケニア×中国 0-3(7-25、15-25、14-25)

本大会は、出場12チームによる、1回戦総当り戦で行われます。

 

 本日8月31日(月)の試合でセルビアがこれまで無敗だったロシアを破ったため、全勝のチームはなくなりました。リオデジャネイロオリンピックの出場権を懸けた戦いは、アメリカ、日本、ロシア、中国、セルビアの5チームが、4試合を残して勝敗数(6勝1敗)で並ぶ大混戦となりました!

 

 火の鳥NIPPONは9月1日(火)19:00より、セルビアと本大会8試合目を戦います。仙台大会最終戦となるこの試合。両チームにとってオリンピックの出場権獲得のために絶対に負けられない戦いとなります。ぜひ会場で、またテレビの前で、火の鳥NIPPONに熱いご声援をよろしくお願いします!

 

○FIVBワールドカップ2015 女子大会 順位表(8月31日[月]終了時点)

1位:アメリカ (6勝1敗、勝点19)

2位:日本(6勝1敗、勝点18、セット率=4.000、得点率=1.309)

3位:ロシア(6勝1敗、勝点18、セット率=4.000、得点率=1.218)

4位:中国(6勝1敗、勝点18、セット率=3.600)

5位:セルビア(6勝1敗、勝点16)

6位:ドミニカ共和国(4勝3敗、勝点13)

7位:アルゼンチン(3勝4敗、勝点9)

8位:韓国(2勝5敗、勝点6、セット率=0.466)

9位:キューバ(2勝5敗、勝点6、セット率=0.437)

10位:ペルー(1勝6敗、勝点3)

11位:ケニア(0勝7敗、勝点0、セット率=0.047)

12位:アルジェリア(0勝7敗、勝点0、セット率=0.000)

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