HOME国際大会 2014年スケジュール第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技

第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技

  • 概要
  • 日程
  • 日本代表メンバー
  • 試合結果

概要

大会名称

第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技

開催期間

2014年9月20日(土)~10月2日(木)

開催地

仁川(韓国)

【A会場】 Songnim Gymnasium

【B会場】 Ansan Sangnoksu Gymnasium

参加チーム

A組 日本、インド、韓国、タイ
B組 中国、ホンコンチャイナ、カザフスタン、モルディブ、チャイニーズタイペイ

試合方式

A、Bの各組で1回戦総当りのリーグ戦を行い、その順位によりクウォーターファイナルラウンド、セミファイナルラウンドを戦う。なお、予選リーグ戦A組4位とB組5位チームは9位決定戦を戦い、勝利チームがクウォーターファイナルラウンドへ進み、敗れたチームは9位となる。

競技日程

予選リーグ戦     ※予選リーグ戦B組は省略。

【A組】
日付 現地時間 対戦カード 会場
9月20日(土) 17:30 韓国 × インド A会場
9月21日(日) 14:00 日本 × タイ
9月22日(月) 13:00 日本 × インド B会場
9月23日(火・祝) 19:30 韓国 × タイ A会場
9月24日(水) 13:00 タイ × インド B会場
9月25日(木) 19:30 日本 × 韓国

クウォーターファイナルラウンド

日付 現地時間 対戦カード 会場
9月27日(土) 12:00 [1]: 韓国 × ホンコンチャイナ A会場
14:30 [2]: 中国 × インド
17:00 [3]: タイ × カザフスタン
19:30 [4]: 日本 × チャイニーズタイペイ

セミファイナルラウンド

日付 現地時間 対戦カード 会場
5-8位 9月30日(火) 10:30 ①: インド × カザフスタン B会場
16:30 ②: ホンコンチャイナ × チャイニーズタイペイ
1-4位 13:30 ③: 中国 × タイ
19:30 ④: 日本 × 韓国

ファイナルラウンド

日付 現地時間 対戦カード 会場
9位決定戦◎ 9月26日(金) 15:00 インド × モルディブ B会場
7-8位決定戦 10月2日(木) 10:30 インド × ホンコンチャイナ
5-6位決定戦 19:30 カザフスタン × チャイニーズタイペイ
3位決定戦 13:30 日本 × タイ
決勝戦 19:30 韓国 × 中国 A会場

◎敗れたチームは9位で本大会終了。

※競技日程は変更になる場合がございます。

 

【A会場】 Songnim Gymnasium

【B会場】 Ansan Sangnoksu Gymnasium

 

男子バレーボール競技の日程はこちら

日本代表メンバー

PLAYER

  • 鈴木 裕子
    1(C)
    セッター
    鈴木 裕子
    SUZUKI, Yuko
    • デンソーエアリービーズ
    • 1989-08-12
    • 171cm/60kg
  • 田代 佳奈美
    2
    セッター
    田代 佳奈美
    TASHIRO, Kanami
    • 東レアローズ
    • 1991-03-25
    • 173cm/67kg
  • 野本 梨佳
    3
    ウィングスパイカー
    野本 梨佳
    NOMOTO, Rika
    • 久光製薬スプリングス
    • 1991-09-21
    • 180cm/70kg
  • 島村 春世
    4
    ミドルブロッカー
    島村 春世
    SHIMAMURA, Haruyo
    • SHIMAMURA, Haruyo
    • 1992-03-04
    • 182cm/79kg
  • 堀川 真理
    5
    ウィングスパイカー
    堀川 真理
    HORIKAWA, Mari
    • 東レアローズ
    • 1992-05-03
    • 183cm/68kg
  • 鳥越 未玖
    6
    リベロ
    鳥越 未玖
    TORIGOE, Miku
    • NECレッドロケッツ
    • 1992-10-16
    • 163cm/56kg
  • 高橋 沙織
    7
    ウィングスパイカー
    高橋 沙織
    TAKAHASHI, Saori
    • トヨタ車体クインシーズ
    • 1992-12-09
    • 177cm/68kg
  • 大竹 里歩
    8
    ミドルブロッカー
    大竹 里歩
    OTAKE, Riho
    • デンソーエアリービーズ
    • 1993-12-23
    • 183cm/68kg
  • 村永 奈央
    9
    ウィングスパイカー
    村永 奈央
    MURANAGA, Nao
    • 神戸親和女子大学3年
    • 1993-12-26
    • 178cm/64kg
  • 伊藤 望
    10
    ミドルブロッカー
    伊藤 望
    ITOH, Nozomi
    • 東レアローズ
    • 1995-02-16
    • 176cm/63kg
  • 井上 愛里沙
    11
    ウィングスパイカー
    井上 愛里沙
    INOUE, Arisa
    • 筑波大学1年
    • 1995-05-08
    • 180cm/67kg
  • 坂本 奈々香
    12
    ウィングスパイカー
    坂本 奈々香
    SAKAMOTO, Nanaka
    • 県立北九州高校3年
    • 1996-09-06
    • 176cm/63kg
 

HEAD COACH

安保 澄監督
安保 澄
ABO, Kiyoshi

公益財団法人
日本バレーボール協会
 

TEAM STAFF

小田 勝美チームマネージャー
小田 勝美
ODA, Katsumi

公益財団法人
日本バレーボール協会

三枝 大地コーチ
三枝 大地
SAEGUSA, Daichi

公益財団法人
日本バレーボール協会

中谷 宏大コーチ
中谷 宏大
NAKAYA, Kodai

FC東京

松田 篤実トレーナー
松田 篤実
MATSUDA, Atsumi

株式会社 Bright Body

引木 聖香トレーナー
引木 聖香
HIKIGI, Seika

有限会社ケッズグループ

三上 晃右アナリスト
三上 晃右
MIKAMI, Kosuke

日本電気株式会社

岩楯 桜子ドクター
岩楯 桜子
IWADATE, Sakurako

杏林大学

石神 貴子マネージャー
石神 貴子
ISHIGAMI, Takako

株式会社SK ASIEN

試合結果

最終順位

1位 韓国
2位 中国
3位 タイ
4位 日本
5位 チャイニーズタイペイ
6位 カザフスタン
7位 ホンコンチャイナ
8位 インド
9位 モルディブ

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日本の試合結果

10月2日 日本×タイ ファイナルラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 0 17 22 23
タイ 3 25 25 25

【第1セットのスタメン】

大竹 里歩8
ミドルブロッカー
大竹 里歩
OTAKE, Riho

  1. デンソー
    エアリービーズ
  2. 1993-12-23
  3. 183cm/68kg
井上 愛里沙11
ウィングスパイカー
井上 愛里沙
INOUE, Arisa

  1. 筑波大学1年
  2. 1995-05-08
  3. 180cm/67kg
高橋 沙織7
ウィングスパイカー
高橋 沙織
TAKAHASHI, Saori

  1. トヨタ車体
    クインシーズ
  2. 1992-12-09
  3. 177cm/68kg
坂本 奈々香12
ウィングスパイカー
坂本 奈々香
SAKAMOTO, Nanaka

  1. 県立北九州高校3年
  2. 1996-09-06
  3. 176cm/63kg
田代 佳奈美2
セッター
田代 佳奈美
TASHIRO, Kanami

  1. 東レアローズ
  2. 1991-03-25
  3. 173cm/67kg
島村 春世4
ミドルブロッカー
島村 春世
SHIMAMURA, Haruyo

  1. SHIMAMURA, Haruyo
  2. 1992-03-04
  3. 182cm/79kg
鳥越 未玖6
リベロ
鳥越 未玖
TORIGOE, Miku

  1. NEC
    レッドロケッツ
  2. 1992-10-16
  3. 163cm/56kg

【戦評】

 第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技、ファイナルラウンド(3位決定戦)。日本は、銅メダルをかけてタイと今大会2度目の対戦となった。各セット、序盤はタイを追う展開となる。後半にかけ接戦の展開に持ちこむも、タイの力強い攻撃に押し切られ、セットカウント0-3のストレートで敗戦を喫した。この結果、今大会最終順位を4位で終えた。

 第1セット、序盤はタイのスパイクやブロックに苦戦し、0-5とリードを許した。日本も井上愛里沙や坂本奈々香の力強いスパイクで反撃したが、点差はなかなか縮まらず10-16で2回目のテクニカルアウトを迎えた。後半は一進一退の攻防が続くが、前半の点差を埋められず、17-25で第1セットを落とした。

 第2セット、序盤からタイのサーブで崩され3連続得点を許し追いかける展開となった。その後、相手のサーブミスをきっかけに日本にチャンスが訪れ、島村春世がブロックポイントを決め、さらには島村のサービスエースで13-13と同点に追い付く。一気に主導権を握りたい日本だが、サーブミスから連続失点し、3点を追う展開後半に突入。日本は、リベロ・鳥越未玖の好レシーブで攻撃に繋げ、高橋沙織が得点。19-20と接戦となった。終盤は、両者粘り強いラリーが続いたが、最後はタイに決められ22-25と第2セットをタイに押し切られた。

 第3セット、セット始めより野本梨佳と伊藤望を起用。その伊藤が期待に応え、相手スパイクをブロックし日本に流れを引き込んだ。6-8とタイのリードで1回目のテクニカルタイムアウトを折り返した。中盤は、伊藤、高橋、野本の攻撃陣が持ち味を発揮し点数を重ね、16-15と2回目のテクニカルは日本リードで迎えた。一進一退と両者譲らず1点を争う展開となった終盤、高橋や大竹里歩が奮起し23-24まで追い付くも、最後はタイのパワフルな攻撃の前に23-25で第3セットを落とした。

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9月30日 日本×韓国 セミファイナルラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 0 16 19 16
韓国 3 25 25 25

【第1セットのスタメン】

高橋 沙織7
ウィングスパイカー
高橋 沙織
TAKAHASHI, Saori

  1. トヨタ車体
    クインシーズ
  2. 1992-12-09
  3. 177cm/68kg
坂本 奈々香12
ウィングスパイカー
坂本 奈々香
SAKAMOTO, Nanaka

  1. 県立北九州高校3年
  2. 1996-09-06
  3. 176cm/63kg
島村 春世4
ミドルブロッカー
島村 春世
SHIMAMURA, Haruyo

  1. SHIMAMURA, Haruyo
  2. 1992-03-04
  3. 182cm/79kg
大竹 里歩8
ミドルブロッカー
大竹 里歩
OTAKE, Riho

  1. デンソー
    エアリービーズ
  2. 1993-12-23
  3. 183cm/68kg
村永 奈央9
ウィングスパイカー
村永 奈央
MURANAGA, Nao

  1. 神戸親和
    女子大学3年
  2. 1993-12-26
  3. 178cm/64kg
田代 佳奈美2
セッター
田代 佳奈美
TASHIRO, Kanami

  1. 東レアローズ
  2. 1991-03-25
  3. 173cm/67kg
鳥越 未玖6
リベロ
鳥越 未玖
TORIGOE, Miku

  1. NEC
    レッドロケッツ
  2. 1992-10-16
  3. 163cm/56kg

【戦評】

 第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技、セミファイナルラウンド(1-4位)。開催国・韓国への大声援の中、日本は今大会2戦目となる韓国と対戦した。日本は粘り強い試合展開を披露したが、要所で韓国の高さある攻撃に苦戦。セットカウント3-0のストレートで敗戦を喫した。この結果、次戦は10月2日(現地時間)13時30分より、タイとファイナルラウンド(3位決定戦)を戦う。

 第1セット、立ち上がり、韓国のサーブに崩され攻撃に繋ぐことができない日本は、0-4と韓国に先行された。その後、センター線を絡めたコンビネーションで攻める日本だが、韓国の高いブロックに阻まれ3-10と劣勢となった。高橋沙織や坂本奈々香の活躍で追い上げを図った日本だが、要所のミスで流れを掴めず、16-25で第1セットを落とした。

 第2セット、村永奈央のバックアタックで得点しスタートしたが、その後のラリーを制することができず、1-7とこのセットも韓国に先行された。中盤は、両チームともディフェンス陣が好レシーブを繰り出し長いラリーの応酬となった。7-13とし、村永と坂本の得点などで3連続ポイント。10-13と3点差に詰め寄り、一進一退の展開で後半に突入。さらには村永がスパイクやブロックを決め連続得点し、18-18と同点に追い付いた。流れに乗りたい日本だったが、要所でミスを出してしまい、19-25で第2セットを落とした。

 第3セット、前半、日本は高橋と村永と中心に攻撃を組み立て、韓国はキム・ヨンギョンにボールを集めた。7-8で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた直後、韓国の高さある攻撃に劣勢を強いられ、18-12と一気に離された。日本は井上愛里沙を投入し反撃を試みるが、最後は力及ばず16-25で第3セットを落とした。

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9月27日 日本×チャイニーズタイペイ クウォーターファイナルラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 3 25 25 25
チャイニーズタイペイ 0 21 17 16

【第1セットのスタメン】

大竹 里歩8
ミドルブロッカー
大竹 里歩
OTAKE, Riho

  1. デンソー
    エアリービーズ
  2. 1993-12-23
  3. 183cm/68kg
田代 佳奈美2
セッター
田代 佳奈美
TASHIRO, Kanami

  1. 東レアローズ
  2. 1991-03-25
  3. 173cm/67kg
村永 奈央9
ウィングスパイカー
村永 奈央
MURANAGA, Nao

  1. 神戸親和
    女子大学3年
  2. 1993-12-26
  3. 178cm/64kg
高橋 沙織7
ウィングスパイカー
高橋 沙織
TAKAHASHI, Saori

  1. トヨタ車体
    クインシーズ
  2. 1992-12-09
  3. 177cm/68kg
伊藤 望10
ミドルブロッカー
伊藤 望
ITOH, Nozomi

  1. 東レアローズ
  2. 1995-02-16
  3. 176cm/63kg
島村 春世4
ミドルブロッカー
島村 春世
SHIMAMURA, Haruyo

  1. SHIMAMURA, Haruyo
  2. 1992-03-04
  3. 182cm/79kg
鳥越 未玖6
リベロ
鳥越 未玖
TORIGOE, Miku

  1. NEC
    レッドロケッツ
  2. 1992-10-16
  3. 163cm/56kg

【戦評】 

 第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技、クウォーターファイナルラウンド。日本はチャイニーズタイペイと対戦した。日本は各セット序盤こそ接戦となるも、要所で試合巧者振りを発揮し、セットカウント3-0のストレートで勝利した。この結果、次戦は9月30日(現地時間)19時30分より、同ラウンドでホンコンチャイナに勝利した韓国と、予選リーグ戦A組に続き再戦。セミファイナルラウンド(1-4位)を戦う。

 第1セット、開始早々、チャイニーズタイペイのブロックとサーブで崩され、3-0と追う展開となった日本だが、伊藤望のスパイクや高橋沙織のサービスエースなどで反撃し、8-7で1回目のテクニカルアウトを迎えた。後半は、互いに譲らず1点を争う一進一退の展開となったが、日本が先行し16-15と2回目のテクニカルタイムアウトで終盤に突入。日本は粘り強いスパイクレシーブから攻撃を仕掛けるが、点差を広げられない。点の取り合いとなった終盤は、島村春世がスパイクやブロックを連続で決めると、最後は相手の強烈なスパイクを高橋沙織が拾い、途中出場の野本梨佳に繋げた日本。25-21で第1セットを取った。

 第2セット、立ち上がりから1点を争う展開となった。相手のサーブやブロックで6-8と先行されたが、島村、村永奈央のサービスエースと、大竹里歩、高橋のブロックなどで連続得点を奪い、16-11と逆転に成功した。流れを掴んだ日本は、高橋と野本が相手の攻撃をブロックで仕留め19-14となったところで、鈴木裕子と坂本奈々香を2枚替えで投入。鈴木のサーブで相手を揺さぶり、22-14と一気に攻める日本。チャイニーズタイペイも追い上げを図るが、最後も大竹のブロックが決まり、25-17で第2セットを連取した。

 第3セット、序盤から日本のペースで試合が進む。高橋、大竹が連続でブロックを決めると、野本が相手のブロックを利用した攻撃で点数を重ね、11-7とリード奪った。その後、一時は同点まで追い付かれたが、途中出場の高校生・坂本の奮起やリベロ・鳥越の好レシーブで20-13と一気に相手を突き放した。最後は2枚替えで投入された堀川真理が2本連続でスパイクを決め、25-16で第3セットを奪った。

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9月25日 日本×韓国 予選リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1敗2敗
0 17 16 18
韓国
3勝
3 25 25 25

【第1セットのスタメン】

伊藤 望10
ミドルブロッカー
伊藤 望
ITOH, Nozomi

  1. 東レアローズ
  2. 1995-02-16
  3. 176cm/63kg
高橋 沙織7
ウィングスパイカー
高橋 沙織
TAKAHASHI, Saori

  1. トヨタ車体
    クインシーズ
  2. 1992-12-09
  3. 177cm/68kg
島村 春世4
ミドルブロッカー
島村 春世
SHIMAMURA, Haruyo

  1. SHIMAMURA, Haruyo
  2. 1992-03-04
  3. 182cm/79kg
大竹 里歩8
ミドルブロッカー
大竹 里歩
OTAKE, Riho

  1. デンソー
    エアリービーズ
  2. 1993-12-23
  3. 183cm/68kg
井上 愛里沙11
ウィングスパイカー
井上 愛里沙
INOUE, Arisa

  1. 筑波大学1年
  2. 1995-05-08
  3. 180cm/67kg
田代 佳奈美2
セッター
田代 佳奈美
TASHIRO, Kanami

  1. 東レアローズ
  2. 1991-03-25
  3. 173cm/67kg
鳥越 未玖6
リベロ
鳥越 未玖
TORIGOE, Miku

  1. NEC
    レッドロケッツ
  2. 1992-10-16
  3. 163cm/56kg

【戦評】

 第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技、予選リーグ戦(A組)第3戦。日本は開催国・韓国と対戦した。韓国に終始主導権を握られた日本は、セットカウント0-3のストレートで敗れた。この結果、予選リーグ戦(A組)を3位で通過し、次戦は9月27日(現地時間)19時30分より、予選リーグ戦(B組)2位のチャイニーズタイペイとクウォーターファイナルラウンドを戦う。

 第1セット、序盤から両チームとも譲らず1点を取り合う展開でゲームがスタート。伊藤望のサーブ、田代佳奈美のブロックなどでリードしたが、コンビネーションミスから3連続失点し、1回目のテクニカルタイムアウトを6-8で韓国に奪われた。その後も韓国のキム・ヨンギョンのバックアタックが連続で決まり、得点を加える韓国に対し、なかなか攻撃に結びつけられない日本。島村春世に代わり入った堀川真理が、サービスエースで流れを引き寄せたが、キム・ヨンギョンの高い打点からのスパイクやブロックに阻まれ、8連続失点。流れを取り戻したい日本は大竹里歩が奮起。クイックで失点を止めると、その後も大竹がスパイク、ブロックと連続で決め追い上げたが、17-25で第1セットを落とした。

 第2セット、セット初めより村永奈央を投入し、島村に代え伊藤をミドルブロッカーで起用。セットを取り返したい日本だが、序盤からキム・ヨンギョンを中心とした韓国の攻撃を止める事が出来ず、6-13と試合の主導権を握られた。日本も何とか攻撃を仕掛けるものの、要所でミスが出てしまい16-25で第2セットを奪われた。

 第3セット、後がない日本は島村をコートに戻し、堀川を投入して臨んだが、終始韓国ペースで試合は進み、18-25で第3セットを落とした。

【予選リーグ戦 A組 最終順位】

1位: 韓国 (勝点9 /3勝0敗)

2位: タイ (勝点6/2勝1敗)

3位: 日本 (勝点3/1勝2敗)

4位: インド (勝点0/0勝3敗)

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9月22日 日本×インド 予選リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝1敗
3 25 25 25
インド
2敗
0 6 11 12

【第1セットのスタメン】

伊藤 望10
ミドルブロッカー
伊藤 望
ITOH, Nozomi

  1. 東レアローズ
  2. 1995-02-16
  3. 176cm/63kg
高橋 沙織7
ウィングスパイカー
高橋 沙織
TAKAHASHI, Saori

  1. トヨタ車体
    クインシーズ
  2. 1992-12-09
  3. 177cm/68kg
堀川 真理5
ウィングスパイカー
堀川 真理
HORIKAWA, Mari

  1. 東レアローズ
  2. 1992-05-03
  3. 183cm/68kg
島村 春世4
ミドルブロッカー
島村 春世
SHIMAMURA, Haruyo

  1. SHIMAMURA, Haruyo
  2. 1992-03-04
  3. 182cm/79kg
井上 愛里沙11
ウィングスパイカー
井上 愛里沙
INOUE, Arisa

  1. 筑波大学1年
  2. 1995-05-08
  3. 180cm/67kg
田代 佳奈美2
セッター
田代 佳奈美
TASHIRO, Kanami

  1. 東レアローズ
  2. 1991-03-25
  3. 173cm/67kg
鳥越 未玖6
リベロ
鳥越 未玖
TORIGOE, Miku

  1. NEC
    レッドロケッツ
  2. 1992-10-16
  3. 163cm/56kg

【戦評】

 第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技、予選リーグ戦(A組)第2戦。日本はインドと対戦した。攻守ともにインドを圧倒した日本は、セットカウント3-0のストレートで勝利した。次戦は9月25日(現地時間)19時30分より、開催国・韓国と予選リーグ戦第3戦を戦う。

 第1セット、序盤から、堀川真理、高橋沙織、井上愛里紗の力強いスパイクや、高橋のサービスエースで8-1と大量リードし、1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、日本はサーブミスで失点したが、井上のブロック、島村春世のサービスエースなど、前半の勢いをそのままに後半に突入。勢いが止まらない日本は、セッターの田代佳奈美がスパイカー陣を自由自在に操り、6連続得点で21-6とリードを広げた。途中出場の坂本奈々香がサーブで崩すとダイレクト返球となり、田代、島村の早いコンビネーションから得点。25-6で第1セットを先取した。

 第2セット、セッターを田代に代え鈴木裕子を起用し、スパイカーを高橋に代え村永奈央を投入。序盤から伊藤望のブロックが決まり勢いに乗る日本。相手のミスも続き、8-3で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤にかけても、井上のサービスエースや村永の速い攻撃で15-6とリードを広げた。直後、タイの力強いスパイクで3連続失点したが、要所で堀川がブロックポイントを決め相手の攻撃を絶ち、2回目のテクニカルタイムアウトを奪った。終盤は、堀川の連続サービスエースや島村のブロックポイントでリードを広げ22-10とし、最後は島村がブロックを決め、25-11で第2セットを連取した。

 第3セット、立ち上がり、日本は村永の活躍などで7-0と大量リードで試合を優位に進めた。1回目のテクニカルタイムアウト以降、セッターの鈴木が相手ブロッカーを翻弄するトスワークで11-1とリードを広げた。さらには村永のスパイクや坂本のサービスエースで16-5と勢いに乗った日本。終始日本のペースで優位な試合展開となり、最後は25-12で第3セットを取った。

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9月21日 日本×タイ 予選リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1敗
1 27 18 19 21
タイ
1勝
3 25 25 25 25

【第1セットのスタメン】

高橋 沙織7
ウィングスパイカー
高橋 沙織
TAKAHASHI, Saori

  1. トヨタ車体
    クインシーズ
  2. 1992-12-09
  3. 177cm/68kg
島村 春世4
ミドルブロッカー
島村 春世
SHIMAMURA, Haruyo

  1. SHIMAMURA, Haruyo
  2. 1992-03-04
  3. 182cm/79kg
田代 佳奈美2
セッター
田代 佳奈美
TASHIRO, Kanami

  1. 東レアローズ
  2. 1991-03-25
  3. 173cm/67kg
伊藤 望10
ミドルブロッカー
伊藤 望
ITOH, Nozomi

  1. 東レアローズ
  2. 1995-02-16
  3. 176cm/63kg
大竹 里歩8
ミドルブロッカー
大竹 里歩
OTAKE, Riho

  1. デンソー
    エアリービーズ
  2. 1993-12-23
  3. 183cm/68kg
井上 愛里沙11
ウィングスパイカー
井上 愛里沙
INOUE, Arisa

  1. 筑波大学1年
  2. 1995-05-08
  3. 180cm/67kg
鳥越 未玖6
リベロ
鳥越 未玖
TORIGOE, Miku

  1. NEC
    レッドロケッツ
  2. 1992-10-16
  3. 163cm/56kg

【戦評】

 第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技、予選リーグ戦(A組)第1戦。日本はタイと対戦した。会場内は多くのタイ応援団による大歓声が響く中で、ゲームはスタートした。第1セットを接戦の末奪うが、第2、3、4セットは落とし、セットカウント1-3で敗れた。次戦は9月22日(現地時間)13時00分より、インドと予選リーグ戦第2戦を戦う。

  第1セット、序盤はタイのパワフルでスピードあるスパイクで連続得点を許したが、日本は伊藤望のスパイクやブロックで反撃し、13-10とリードした。しかし、その後4連続失点し、苦しい展開となった。終盤は点の取り合いとなったが、最後は大竹里歩のブロックで得点。27-25で第1セットを先取した。

 このまま勢い乗りたい日本だったが、第2、3セットはミスによる失点からタイに主導権を握られ、第2セットを18-25、第3セットを19-25で奪われた。

 第4セット、後が無くなった日本は、高橋沙織を中心に一進一退の攻防を展開。時折リードを許したが、2回目のテクニカルタイムアウト後17-17の同点とし終盤に突入。しかし、その後タイに強烈なスパイクを連続して決められた日本。反撃及ばず、最後は21−25で第4セットを落とした。

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バレーボール(日本代表)

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