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2017.10.03ビーチバレーボール

【アジアツアーコラム3】日本代表チーム紹介(長谷川暁子/二見梓)

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 アジアの強豪チームが集結する「AVCアジアツアー2017グランフロント大阪大会」が10月6日(金)~9日(祝・月)、大阪府大阪市北区・グランフロント大阪内のうめきた広場と都島区・毛馬桜之宮公園内の大阪ふれあいの水辺で開催される。男女各24チームのうち、日本からも国別のエントリー枠(各国2)と開催国枠でトップチームが出場。活躍が期待される注目チームを紹介していく。

 

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「自分たちが成長できたかどうか、試される大会」

 今シーズンを締めくくるアジアツアーをそうとらえているのは、長谷川暁子(愛媛県競技力向上対策本部)/二見梓(東レエンジニアリング)組だ。

 

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 長谷川/二見組は、昨年12月にペアを結成。日本バレーボール協会ビーチバレーボール事業本部強化委員会のテクニカルディレクターを務めるイタリア人のソルストリ・マルコ氏、フィジカルコーチのマギー・ファブリチオ氏のコーチングの下、チームを作り上げてきた。

 

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 過去、日本のビーチバレーボール界において、2人一組の海外スタッフが日本チームを指導するのは初めてのこと。長谷川/二見組は、今シーズンの開幕戦で初優勝を果たし、国内戦11戦中4勝。イタリアの国内大会で優勝を飾るなど、メキメキと実力をつけてきた。

 

 しかし、4月の「AVCアジアツアー2017タイ大会」「アジア選手権大会」では、2大会連続9位とふるわなかった。今シーズン、初の日の丸を背負い世界と手を合わせた二見は、「満足できない結果だった。中国には接戦だったけれど、オーストラリアには大差をつけられて負けてしまった。あれから半年経ったので、今の自分たちだったらもっともっと戦えると思う」と、ホームでの初の国際大会に満を持して挑む。

 

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 一方の長谷川は、2015年の「FIVBワールドツアーグランドスラム横浜大会」で、ホームでの国際大会を一足先に経験している。

 

 「横浜大会では、ブラジルやアメリカなど世界のトップチームと対戦できて本当にいい経験をさせてもらった。もう一回、強いチームと戦いたいと思っていたので、アジアツアーを日本で開催してくれるのはうれしい。ここで結果を出して、ビーチバレーボールの認知度を高めていけるように最高のパフォーマンスを発揮したいと思っている」

 

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 長谷川/二見組は、「この10月のアジアツアーにフォーカスして強化を進めてきた」と語る。そんな彼女たちの武器は、イタリア人スタッフに鍛えられた強靭なフィジカルだ。「日本チーム全体的に、技術のレベルは高いけど、高いレベルのまま戦うには、体力を維持できるフィジカルが必要。私たちのチームは、そこだけは日本で一番強くなりたいという気持ちでトレーニングを積んできたので、そんなタフな面も注目してほしい」と長谷川は話す。

 

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 国内No.1ブロッカーとして存在感を示す二見も、「自分の武器は高さと言われるけど、世界の強豪と比べたらまだまだ。それ以外でも自分のよさを発揮したいし、今シーズンの集大成としてすべてを発揮して表彰台を目指したい」と、アジアツアーにかける意気込みは熱い。

 

 日本のトップからアジアのトップへ。長谷川/二見組のリベンジに期待したい。

 

(注 記事内の写真はすべて「ジャパンビーチバレーボールツアー2017」のもの)

 

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