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2017.03.13国内大会

男子はV・プレミア勢が残留、女子はV・チャレンジリーグⅠの2チームが昇格 2016/17 V・チャレンジマッチ

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 「2016/17 V・プレミアリーグ チャレンジマッチ(入替戦)」が3月11日(土)と12日(日)の2日間にわたり、大和スポーツセンター(神奈川県大和市)にて行われ、V・プレミアリーグで7・8位となった男女各2チームとV・チャレンジリーグⅠの1位・2位となった男女各2チームが「残留」と「昇格」を懸けて激突しました。

 

 女子はV・プレミアリーグ7位の岡山シーガルズがV・チャレンジリーグⅠ2位の上尾メディックスと対戦。11日(土)に行われた1戦目は岡山シーガルズがセットカウント3-1(29-27、19-25、25-18、25-23)で先勝しますが、翌12日(日)に行われた2戦目は上尾メディックスがカルデロン・ディアス選手を中心に攻撃を仕掛け、セットカウント3-0(26-24、26-24、25-17)のストレートで勝利。ともに3ポイントを獲得し2チームが並びましたが、セット率で上回る上尾メディックスが2シーズンぶりにV・プレミアリーグへの挑戦権を得ました。

 

◆上尾メディックス 吉田敏明監督

「一滴も涙が出ない負けを1年前に味わった。そこから1度チームを壊して建て直し、今日というこの日を目指してやってきたことがこの結果に繋がった。外国人選手に頼らない試合をしようと決め、全員が要所で決めてくれた。最後に望んでいたバレーボールができた」

 

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 女子のもう1カード、V・プレミアリーグ8位のPFUブルーキャッツとV・チャレンジリーグⅠ1位のデンソーエアリービーズの対戦は、11日(土)の1試合目をデンソーエアリービーズがセットカウント3-2(19-25、25-14、25-19、19-25、19-17)のフルセットで競り勝つと、翌12日(日)の2試合目は立ち上がりからデンソーエアリービーズの勢いが止まらない展開に。セットカウント3-0(25-22、25-22、25-22)でPFUブルーキャッツを下し5ポイントを獲得。上尾メディックスと同じく1シーズンでのV・プレミアリーグ復帰を果たしました。

 

◆デンソーエアリービーズ 山口祐之監督

「1年前の入替戦のインタビューが終わってから、この2日間のためにやってきた。選手たちに要求することも多かったが、本当によくやってくれた。チームや個人で取り組んできた課題をすべてこの戦いで出してくれた」

 

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 男子はV・プレミアリーグ7位のJTサンダーズがV・チャレンジリーグⅠ2位の富士通カワサキレッドスピリッツと対戦。JTサンダーズが11日(土)の1試合目をセットカウント3-1(25-13、25-19、24-26、25-18)でものにすると、翌日の2試合目もJTサンダーズがセットカウント3-0(25-18、25-18、25-21)のストレートで富士通カワサキレッドスピリッツを一掃。6ポイントを得て、V・プレミアリーグ残留となりました。

 

◆JTサンダーズ ヴェセリン・ヴコヴィッチ監督

「(12日の試合は)第3セットで17-19とリードを奪われたところを除けば、自分たちで主導権を握ることができた。入替戦の収穫は『入替戦を経験する状況に追い込まれた』ということ。私たちは決してそれを繰り返してはいけないと思っている」

 

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 男子のもう1試合では、V・プレミアリーグ8位のFC東京と、V・チャレンジリーグⅠ1位の大分三好ヴァイセアドラーが対戦。11日(土)の初戦をFC東京セットカウント3-0(25-22、25-21、25-22)のストレートで先取すると、翌12日(日)の2試合目もFC東京がセットカウント3-1(25-21、25-22、21-25、25-20)で勝利。V・プレミアリーグの意地を見せたFC東京が6ポイントを奪取し残留を決めました。

 

◆FC東京 坂本将康監督

「初戦ストレート勝ちをしたので今日1セット取れば最低限のミッションはクリアできるという状況で、1セット目はコンセプトどおりに戦うことができた。来シーズンに向けて、1つ1つのプレーの精度を高めていくことと、どのプレーも状況によって『ベスト』か『ベター』な判断ができる思考を身に付けていきたい」

 

 

 なお、V・チャレンジマッチを制した女子の上尾メディックスとデンソーエアリービーズの昇格については、後日行われる一般社団法人日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)の理事会にて正式に承認される予定です。

 

 V・チャレンジマッチの各試合はいずれの試合もポイント制(※)にて行われ、チーム間のポイントが並んだ場合は①セット率、②得点率をもとに勝敗を決定します。いずれも同率だった場合は、V・プレミアリーグのチームを勝者とします。

 

※セットカウント3-0または、3-1で試合が終了した場合: 勝者に3ポイント、敗者に0ポイント

セットカウント3-2で試合が終了した場合: 勝者に2ポイント、敗者に1ポイント

 

写真提供:Vリーグ機構(写真はいずれも3月11日)

関連リンク

【V・チャレンジマッチ】特設サイト(Vリーグ機構)

【ファイナル】チケット情報

【ファイナル】イベント情報(Vリーグ機構ウェブサイト)

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